半ざむ向ヶ丘遊園本店の横山です!
毎度のことながら、神奈川県川崎市多摩区登戸よりお届け致します。
今回は、お問い合わせ内容で多い、金額のことについてお話したいと思います。
「羽毛ふとんが直せるのは知ってるけど、いくらかかるのか見当もつかない!」
とお困りの方が多くいらっしゃいます。
基本的に半ざむでの羽毛ふとんリフォームはプレミアムダウンウォッシュというふっくら仕上がるお仕立て直しです。
ここで、プレミアムダウンウォッシュの工程をざっくり説明しておきますね!
羽毛布団リフォームの内容と価格の算出方法
- お布団の生地を裂いて中のダウンを吸い出す
- チリや傷んだ羽毛を取り出す
- ダウンを専用の洗浄機で洗濯して汗や汚れを洗い流す
- 150℃の高温で一気に乾燥させて殺菌。ダウンのパワーも復活
- 冷ましながら、羽毛の奥に残っていたチリを除去
- 縫製職人が布団の側生地をご希望の生地・サイズ・キルトで仕上げ
- 側生地に洗って乾燥させたダウンを詰める(必要に応じて新しいダウンの足し羽毛)
- 厳重に検品後、納品
という工程でお仕立て直しをしていきます。
そして、本題であるこの「プレミアムダウンウォッシュ」の羽毛ふとんリフォームにかかる費用ですが
- 新しくお仕立てする側生地の料金
- 足し羽毛をする場合は新しいダウンの料金
- 加工料
の3つを足した金額になります。
側生地は種類が色々あります。
「どうせカバー掛けるからどれも一緒でしょ?」と思われるかもしれませんが、側生地によって掛け心地はもちろん、中のダウンのパフォーマンスも大きく変わってきます。
新しく足すダウンも種類があり、選ぶダウンで保温力と耐久性が変わります。元々ご使用の羽毛ふとんの傷み具合などで、足す量が変わります。
ですので、選ぶ側生地の種類と、選ぶダウンの種類と足す量によってお値段が変わってきます。
半ざむのプレミアムダウンウォッシュで羽毛ふとんをリフォームすると価格は
新しくお仕立てする側生地(加工料込み):SLサイズ 24,000円+税〜
:DLサイズ 32,600円+税〜
新しく足すダウン(加工料込み): 100g 2,000円+税〜
という様な価格です。
診断した結果を踏まえてお見積もりを出しますが、金額や仕上がりの具合(お布団の厚み・サイズ・掛け心地・保温力・耐久性・生地の柄etc…)など、なるべくご希望に添う形でお仕立て直し致しますので、バシバシ要望を言って貰えるとありがたいです!
実際に中の状態を確認して、診断してみないことには、元々のダウンの質や傷み具合で、足すダウンのランクと量が変わってきますので、今回は、1番リーズナブルな羽毛ふとんリフォームをシミュレーションしてみましょう!
価格を抑えてリフォームする際の事例
元の羽毛布団のスペック
サイズ:SLサイズ(150cm×210cm)
ダウンの重量:1.2kg
ダウンの種類:ダックダウン85%
使用年数:10年〜15年位
ここで少し補足ですが、通常10年〜15年程使用した羽毛ふとんをプレミアムダウンウォッシュで洗浄すると、2割〜3割目減りすると言われてます。
ですので、このシミュレーションでは元のダウンの重量と同じにお仕立てする事を想定してます。
ただ、実際は、「今使ってる羽毛ふとんが暑すぎるから薄く仕立てたい!」逆に、「せっかくリフォームするので、長く使えるように少し多めに入れて欲しい!」などのご要望にもお応え出来ますので、その辺を頭の片隅に置いておいて読み進めてもらえるとありがたいです!
補足が長くなりましたが、この羽毛ふとんでお見積もりを出すと、
- 新しくお仕立てする側生地:綿100%(230本平織り)
- 新しく足すダウンの種類:ダックダウン85%
- 新しく足すダウンの重量:300g(元のダウンの重量1.2kgの25%)
この内容でリフォームすると、加工料が込みで
30,000円+税
となります。
もちろん、足すダウンの量を減らせば費用を抑えることは可能ですし、逆に、もう少し予算に余裕があるので長く使えるように仕立てたいという事も可能です。
実際にお客様の目の前で一緒に見ながら点検、診断ができるので、自分で言うのもなんですが、すっごく安心ですし、その場でご要望を聞いてお見積もり出せるので、電話やメールなどの煩わしいやりとりなんかももちろんありません!
もっと詳しく聞きたい方や、診断のご依頼などはお気軽にこちらにご連絡ください!
半ざむでは年間約200枚程羽毛布団のリフォームを承っております。
今回の様に、東京西川製品が多いですが、他のメーカーの羽毛布団はもちろんですが、最近では、大塚家具さんのダウナ・ダウナプレミアムなどのリフォームもご相談を受けることが増えております。
その他、アイダーダウンの様な特殊な羽毛のリフォームも承っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください!