こんにちは!
半ざむ向ヶ丘本店の横山です。
最近、ダブルサイズやクイーンサイズ、キングサイズなどの大きいサイズの羽毛ふとんを探されているお客様が増えている様に感じます。
半ざむは神奈川県川崎市にある寝具店ですが、東京都内、特に、世田谷区、大田区、目黒区、稲城市、狛江市などからご来店いただけるお客様も多いです。
年々、寝具専門店が少なくなっていっている現状に反比例するように、専門の知識をもった眠りのプロに相談したいという方が増えて来ている現状があるようです。
今回は、眠りのプロを自負する半ざむより、他店にはない、おすすめの大きいサイズの羽毛ふとんをご紹介させていただきます。
羽毛布団のサイズと適した使用人数
まず初めに、羽毛ふとんのサイズとそのサイズに適したご使用人数などをご紹介させていただきます。
シングルサイズ(150×210cm)
一般的なサイズで、1人でお休みになるのに適したサイズです。
種類も一番豊富に取り揃えております。
セミダブルサイズ(170×210cm)
1人でゆったりお休みになるのに適したサイズ。2人でお休みになることもできますが、少し狭く感じる場合があります。
基本的には既成でラインナップしていないことが多いので、受注生産かオーダーで作る事になります。※カバーもオーダーになります。
ダブルサイズ(190×210cm)
2人でお休みになるのに適したサイズです。シングルサイズに比べると取り扱いの種類は少ないですが、厳選したこだわりの羽毛ふとんを取り揃えております。
カタログ注文でお取り寄せも出来ます。
クイーンサイズ(210×210cm)
大人2人でゆったりお休みになるのに適したサイズです。
小さなお子様やペットと一緒にお休みになるのにお使いいただく場合もあります。
クイーンサイズもセミダブルサイズと同様、受注生産かオーダーとなります。
キングサイズ(230×210cm)
2人でかなりゆったりお休みになるかご家族一緒にお休みになるのに適したサイズです。
場合によっては、シングルサイズのベッドを2台並べた時に使用します。
キングサイズまでラインナップしている羽毛ふとんは少ないので、基本的にはオーダーでお作りします。
海外製の場合、上記のサイズが異なる場合もございますし、そのご家庭それぞれで異なる使い方(寝方)をしているとは思いますが、一般的なサイズ展開と適応人数をご紹介させていただきました。
余談ですが、シングルサイズとキングサイズ以外のサイズのベッドをご使用の場合、掛けふとんは1サイズ大きいものが良いと言われています。
例えば、セミダブルサイズのベッドをご使用の場合、掛けふとんはダブルサイズといった様にご使用いただくとサイドの垂れ下がり幅も確保でき、寝返りを打っても背中が出たりせず、快適にお休みいただけると言われております。
以上の事を踏まえまして、ダブルサイズやクイーンサイズの大きいサイズを探されているお客様は、なぜ大きいサイズを探されているのか?
大きいサイズの羽毛布団を使う際に気になる点
理由としては以下の2タイプに分けることが出来るかと思います。
- 1人で寝るにしても複数人で寝るにしても、大きいサイズでゆったり寝たい。
- 寝室や、家族構成の関係で、シングルサイズで1人1人寝るのではなく、大きいサイズに複数人で一緒に寝る。
他にも細かな理由はあるかと思いますが、大きく分けるとこのようになる事が多いです。
何となく、ふんわりとした分け方にはなっておりますが、要は、大きいサイズを自分で選ぶパターンと、選択肢が大きいサイズに限られてしまうパターンに分かれると思っていただくと分かりやすいかと思います。
ダブルやクイーンなどの大きいサイズの掛けふとんは、ゆったりお休みになる事ができたり、省スペースで2人ないし3人でお休みになれたりとメリットはございますが、当然デメリットもございます。
そこで、大きいサイズの掛ふとんのデメリットと、解決方法の1つをご紹介いたします。
デメリット①大きくて重い
サイズが大きくなると当然、ふとん全体の面積が大きくなるので、外側の生地の面積が多くなります。
中に入る羽毛の量も多くなるので、生地と詰物の量が重くなります。
大きさと重さとで、扱いにくさも出てきます。
デメリット②収納時かさばる
サイズが大きいので、その分、収納スペースを圧迫してしまいます。
特に、マンションにお住まいの方だと、収納スペースに限りがある場合があり、大きいサイズの羽毛ふとんの収納に苦労されている方も多いです。
その為、ふとん圧縮袋をご利用いただいている方も多いかと思いますが、羽毛ふとんを圧縮してしまうと、中のダウンをつぶしてしまうだけでなく、通気性が全くないので、羽毛が呼吸できずに、羽毛ふとんの寿命を縮めてしまう原因になります。
デメリット③2人以上で掛けた時に隙間ができやすい
1枚の羽毛ふとんに対して2人以上でお休みになると、羽毛ふとんがモコモコしているので体にうまくフィットせず、間に隙間が出来てしまいます。
特に、寝返りを打った際などは、体が横になるので高さが出て、羽毛ふとんを引っ張ってしまうので、隙間が出来るのと同時に、一緒にお休みになられている方にふとんがかかっていない状態になる場合もあります。
デメリット④2人以上で掛けるとそれぞれの適温に調整しにくい
人間は眠りにつくときに、手や足から放熱し、眠りにつきやすい温度まで徐々に体温を下げていきます。
この体温調節がうまくいかないと、寝付きにくかったり、眠りの質が悪くなったりします。
例えば、高温多湿の環境ですと、汗による体温調節が難しくなります。
逆に、寒すぎる環境ですと、手足の血管が委縮して、体から熱を逃がさないようにするため、うまく放熱が出来ず、やはり、体温調節がうまくいかず、眠りの質の低下の原因になります。
就寝した時の人と寝具の間にできる空間の温度と湿度を寝床内気候と言い、その寝床内気候が一番快適な環境というのが、温度33±1℃、湿度50±5%RHとされています。
その快適な環境に近づけるには、暑がり、寒がり、汗を良くかくなどの体質の違いに合わせた、その人それぞれに合った寝具を選ぶ必要があります。
体質の違う人同士で一緒に寝る場合、それぞれの快適な環境に調整するには1枚の羽毛ふとんでは中々難しくなります。
大きいサイズの羽毛布団はライト・ライトダウンが人気の理由
今挙げた、大きいサイズの羽毛ふとんの4つのデメリットを解決する1つの方法として、ご紹介するのが半ざむオリジナルの羽毛ふとん『ライト・ライトダウン』です。
羽毛ふとんは、よっぽど特殊な製品でない限り、何マスかの部屋に分かれてダウンが入っています。
これは、ふとんの側生地の中でダウンが偏るのを防ぐという意味があります。
通常、シングルサイズでは横4マス×縦5マスの20マス、セミダブルサイズとダブルサイズでは横5マス×縦5マスの25マス、クイーンサイズとキングサイズでは横6マス×縦5マスの30マスが一般的です。
ライト・ライトダウンではこのマスの数をシングルサイズでは横6マス×縦8マスの48マス、セミダブルサイズでは横7マス×縦8マスの56マス、ダブルサイズとクイーンサイズでは横8マス×縦8マスの64マス、キングサイズでは横9マス×縦8マス72マスとなり、一般的なマスの数に比べると2.1倍~2.4倍に増えます。
通常キルトとライトダウンキルトの比較
通常キルト(シングルサイズ)
ライトダウンキルト(シングルサイズ)
通常キルト(セミダブルサイズ)
ライトダウンキルト(セミダブルサイズ)
通常キルト(ダブルサイズ)
ライトダウンキルト(ダブルサイズ)
通常キルト(クイーンサイズ)
ライトダウンキルト(クイーンサイズ)
通常キルト(キングサイズ)
ライトダウンキルト(キングサイズ)
キルトが細かくなる事で、以下の特徴が顕著になります。
半ざむオリジナル羽毛布団ライト・ライトダウンの特徴
- 羽毛ふとんのキルトが細かくマスが小さいので、側生地の中でダウンが移動しにくく偏りにくいうえに、傷み具合も遅くなるので羽毛自体が長持ちする。
- マスの区切りが細かいので体から浮きにくくフィット感が増し、寝返りを打った時に空いてしまう肩口の隙間も空きにくいのでダウンの量が少なくても保温力が高く温かい。
- 羽毛ふとんの中のダウンの量を少なくしているので、さほど寒くない時期は1枚で掛け、真冬などの寒い時期は、薄い毛布やケットなどと一緒に重ねて使うなど、組み合わせを変えることで、一般的な冬用の羽毛ふとんより長い期間使える。
- 軽くてかさばらないので掛けているときは体に負担をかけにくく、オフシーズンに収納するときも省スペース
といった具合です。
上記の特徴から、先述した大きいサイズの羽毛ふとんのデメリット4つを、ライト・ライトダウンが一挙に解決する1つの方法としてお勧めさせていただいた理由です。
量販店さんはもちろん、他の寝具専門店さんでもここまでキルトの細かい羽毛ふとんの取り扱いはほとんどございません。
ましてや、ダブルサイズ(DL)やクイーンサイズ(QL)などの大きいサイズでは、取り扱っている店舗さんはございません。
大きいサイズの羽毛ふとんを検討しているけど、先述したデメリットが1つでも気になる様でしたら、ぜひ、半ざむの『ライト・ライトダウン』を体験しにいらしてください。
羽毛ふとんに詳しい専任のスタッフが丁寧に分かりやすくご案内させていただきます。
その他、お悩みなどがございましたら気軽にご相談ください。