快適な睡眠を送るには、適切な寝具選びはもちろんですが、寝室の環境というのも非常に重要な要素です。
暑過ぎたり寒すぎたりしない適切な温度、照明、雑音など、そしてもう1つ大切などが【湿度】です。
梅雨の湿度に注意!湿気対策で快適な睡眠を。
湿度が高すぎるとジメジメとして寝心地が悪いだけでなく、カビなどの原因にもなります。また、湿度が低すぎると乾燥して喉を痛める原因などに。睡眠時における部屋の湿度は、冬場45%以上、夏場70%以下、つまり、50%くらいを目指すと、寝心地の良い湿度となるようです。
梅雨だけじゃない!夏時期の湿度
6月梅雨時期以降になると、湿度がぐんと上昇します。気象庁のデータによると、6月の平均湿度は78%!そして7月、8月ともに高い数値が続きます。
月 | 湿度 |
---|---|
4月 | 65% |
5月 | 71% |
6月 | 78% |
7月 | 80% |
8月 | 77% |
9月 | 75% |
5月から9月までは快適な睡眠湿度を上回ってしまいますので、この時期に関しては除湿をきちんと行なうことが快適な睡眠にとって重要なようです。
除湿機いらず!部屋の湿気対策
1番手っ取り早い方法は除湿機を買うことですが、スペースをとってしまいますし、安い買い物ではありません。除湿機が無くても湿度を下げる方法はありますので、一部を紹介していきたいと思います。
1 新聞紙で湿気取り
非常に手っ取り早いのは、新聞紙を置いておくこと。昔から、靴の中にくしゃっと丸めた新聞紙を入れて湿気を取ったりしていますが、もちろん部屋の湿気取りにも役立ちます。丸めて部屋においておくだけで大丈夫です。
2 ペットボトルで湿気取り
夏に冷たい飲み物を飲むと、グラスが水滴だらけになってしまう現象。あれは空気中の水分が冷やされてコップについている結露現象です。冬は窓の結露に悩まされる方も多いですよね。これは部屋の暖かい空気が冷たい外の空気との接点である窓によって冷やされることによってへ、部屋の中の湿気が水滴に変わります。同様に、凍らせたペットボトルを部屋に置いておくだけで、ペットボトルはあっというまに水滴だらけに。手間も時間もお金もかからない結露対策です。
3 竹炭を置いておくだけ!で湿気取り
竹炭の消臭・除湿グッズは色々発売されていますが、竹炭をただ部屋においておくだけでも部屋の除湿をしてくれます。しかも、お日様に天日干しするだけでその効果は復活。いつまでも使い続けられるというメリットも。素敵なかごや陶器などに入れてオブジェにしている方もいらっしゃるそうです。
布団の湿気対策
お部屋の湿気対策だけでなく、布団の湿気を取ることも重要です。湿気の多い布団はカビや雑菌が繁殖しやすく、衛生的ではありません。簡単な方法でも布団の湿気を取ることができますので心がけましょう。
1 新聞紙を引く
やっぱりここでも活躍するのが新聞紙。布団の下に引いておくだけで、除湿効果があります。その代わり一晩置いておいた新聞は湿気を吸ってしまっていますので、毎日取り替えましょう。これは新聞紙で無くても、バスタオルなどで代用してもOKです。
2 100均のかごを活用!
ただ畳んで置いておく、締まっておくだけでは、湿気た布団が乾燥してくれません。外に干さず部屋において置く場合は、100均のかごなどを下に置き、空気が通るようにして管理すると良いでしょう。畳まずに広げておくだけでも効果があります。
3 酷い湿気には除湿シートを
新聞紙やタオルでも十分出ない場合は、除湿シートを購入し布団の下に引きましょう。また、布団の下に引くタイプだけでなく、布団とシーツの間に引くものもあります。このほうが寝汗などを布団へ通す前に吸収してしまいますので、布団自体も清潔に保てます。
ジメジメとした日が続く夏場は、こういった簡単な対策で、ここちよい湿度を保つよう心がけましょう。
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