半ざむでは、量販店仕様のお買い得枕から、お客様の首の高さや頭の形に合わせてお作りするプレミアムなオーダー枕まで多種多様な枕を取り扱っております。
そんな枕の性能を引き出してくれるのが今回ご紹介する「ウールピロートップ」です。
このページの目次
枕を微調整・チューニングしてワンランク上の睡眠を
半ざむでは、独自に考案した『SOS(スリープ・オン・シープ)』という、ウールわたを使用した製品を既存の寝具に組み合わせる事で、体圧分散性やクッション性などをアップさせ、今までにない寝心地を作る新しい睡眠スタイルをご提案しています。
この「ウールピロートップ」は、『SOS(スリープ・オン・シープ)』シリーズのうちの1つです。
「ウールピロートップ」は中わたに、クッション性と弾力性の高い上質なブリティッシュウールわたを使用しているので、半ざむで販売している枕に合わせるのはもちろん、今お使いの枕に合わせても、ワンランク上の睡眠を得ることが出来ます。
ウールわたは、吸放湿性にとても優れているので一年中蒸れにくく快適にお休みいただけます。
ただ、夏場は熱がこもりやすいので、麻素材の枕カバーを一緒にお使いいただくと、ヒンヤリ感があり、熱を逃がしてくれるのでより快適です。
話は少し逸れますが、ここで、枕の硬さによる特徴の違いを簡単に説明いたします。
柔らかい枕(良い点)
- ふわっと包み込まれる感触
- 体圧分散性に優れる
- 当たりがソフトなので首に圧迫感がない
- 頭の形に沈むので違和感が少ない
柔らかい枕(悪い点)
- 頭が沈みすぎて高さが合わない。
- 安定感がないので、寝ているときに変なところに力が入り、首筋などを傷めやすい。
- 頭が沈みすぎて寝返りが打ちにくい(寝返り時に使う力が大きい)。
- 頭の形に沈むので熱がこもりやすく蒸れて暑い
硬い枕(良い点)
- しっかりと支えてくれるので安定感がある
- 寝返りが打ちやすい(寝返り時に使う力が少ない)
- 高さの変動が少ない
- 熱がこもらないので蒸れにくい
硬い枕(悪い点)
- 頭にかかる圧力が分散しきれず圧迫感があり、痛い。
- 固定しすぎ事により寝返りが打ちにくい。
- 横向き寝用に、肩幅の高さに合わせて、両サイドが高くなっている枕だと寝返りを打った際に中央に戻ってしまう。
他にも違いはありますが、代表的な特徴としては上記した通りです。
寝心地が格段にアップさせる組み合わせ
「ウールピロートップ」はどちらかというと硬めの枕とにセットしていただくと相性が良く、効果を発揮します。
ベースとなる硬めの枕に、クッション性と弾力性の高い上質なウールわたを使用したウールピロートップをセットしたSOS枕だと、硬い枕の特性は生かしつつ、デメリットを解消してくれるので
- クッション性が高いので硬さが和らぎ、フィット感が増す。
- 頭にかかる圧力をバランスよく分散してくれる。
- 弾力性が高いので寝返りのサポートをしてくれる。
- サイドが高い枕でも、寝返りを打った時に頭のおさまりが良い。
といった様に、寝心地が格段にアップします。
通常の枕のデメリットも解消できる
その他にも、通常の枕の形状は、仰向けで寝た時の首元や、横向きで寝た時の肩が当たる部分、つまり枕の端が直角に落ちる形状になっています。
枕は側生地が布で出来ていて、袋状に縫製した生地の中に具材を入れて作る性質上仕方のない事なのですが、角度や形状などを設定して作ることが出来ません。
これだと高さをいくら調整しても、枕の生地のマチ高も決まってしまっているので、仰向けで寝た時の首から肩にかけてのカーブや横向きで寝た時の肩から首にかけてのカーブにピッタリ沿わせて隙間をなくすことが中々難しいです。
ウールピロートップは、通常の枕より、一回り・二回り大きめに作ってあります。
ベースの枕にセットすると全体を覆い、枕の端に緩やかな傾斜を作ってくれます。
これにより、クッション性の高いウールピローパットが、寝た時に肩の下にまで届き、先ほどの、枕のデメリットでもある、端が直角に落ちる形状を緩和してくれます。
なので、仰向けで寝た時の首から肩にかけてのカーブや横向きで寝た時の肩から首にかけてのカーブに出来てしまう隙間がウールピロートップにより埋まりやすくなります。
ウールピロートップは枕のメンテナンス性能を格段にアップさせます
寝心地がアップするのが一番の特徴ですが、このウールピロートップは着脱も簡単で、ご自宅で洗濯可能です。
ですので、メンテナンス性能も格段にアップします。
枕は洗っても良いのか
枕本体は、「ウォッシャブル」と表記してあっても洗うことをあまりお勧めはできません。
なぜなら、枕の中の具材が水はけの悪いものだった場合、水分が完全に抜けきらずに残った状態になるので、雑菌が繁殖してしまい、不衛生ですし、ニオイの原因や劣化を早める原因になりかねないからです。
特に、ストロー形状をしているパイプは中が空洞になっているので、その空洞に水滴が残りやすいです。
その他に、ウレタン素材を使った枕などは、一度水を通すと、ものすごく水はけが悪く、場合によっては1週間ほど湿った状態なんて事にもなりかねません。
なので、当店では基本的に「枕は洗えないもの」とお伝えしております。
代わりにウールピロートップを洗いましょう
ウールピロートップに使われているウールわたは湿気や汗を吸収して発散してくれる力が強いので、枕に汗や汚れが直接入るのを防いでくれます。
なので、ウールピロートップを定期的に洗っておくだけで、枕本体は常に清潔な状態に保てます。
ひいては、枕本体の製品寿命も伸ばすことにも繋がります。
ウールピロートップを洗う時の注意点ですが、ネットに入れて洗濯していただき、タンブラー乾燥は避けてください。
それと、最低でも1ヶ月に1回は洗濯していただく事をお勧めしております。
そうする事で、ウールわたのクッション性を持続させることが出来ます。
ウールピロートップをご使用いただくと
- 枕の性能と寝心地が格段にアップ
- ピロートップが汚れを受け止め、枕は常に清潔(洗えるのでメンテナンスも楽)
- 圧力も分散してくれるので枕も長持ち
といったように、嬉しいことずくめです。
これは、使わないという選択肢はないかもしれませんね。
興味のある方は一度体験しにいらしてください。
※今ご自宅で使っている枕と一緒に使いたい方は、お手数ですが、枕をご持参していただくと、セットした状態でお試しも出来ます。
ご来店の際はご予約がおススメです。
当店では、ピマピッタ【PI +MA PITTA】非接触型寝姿勢判定システムもご利用いただけます。
ウールわた入りピロートップ製品情報
側生地 | 表・裏共通:綿100%(天竺ニット) キャップロール部:ポリエステル100% |
---|---|
中綿 | 毛100%(ブリティッシュウール) |
定価 | 15,000円+税 |
新規購入枕とセット価格 | 12,000円+税 |